CSR(企業の社会的責任)への
取り組み

当社は、長年にわたって持続的で健全な森林経営を実践し、また、国内外で適切に管理された森林から適法に伐採・産出された木材やその製品を扱うことによって、木材市場での公正な商取引に努めてきました。それらの事業を通じて、地球温暖化の防止や自然環境の保全、資源枯渇の防止等、地球規模の課題に対して向き合っています。

合法木材の取引

クリーンウッド法

合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(通称:クリーンウッド法)
同法は、我が国又は原産国の法令に適合して伐採された樹木を材料とする木材・その製品の流通及び利用を促進することを目的として、対象となる木材等や木材関連事業者の範囲、登録制度等を定めるとともに、木材関連事業者や国が取り組むべき措置について定めています。
登録番号第一種木材関連事業者 JPIC-CLW-Ⅰー54号
第二種木材関連事業者 JPIC-CLW-Ⅱー54号
  • ※第一種木材関連事業者…樹木の所有者から譲りうけた丸太を加工、販売または輸出する事業および木材等の輸入を行う事業
  • ※第二種木材関連事業者…第一種木材関連事業以外の事業で、木材を扱う流通業、製造業、建設業等がそれに相当する。

第三者機関による認証

SGEC / PEFC認証(SGEC/PEFCライセンス番号:SGEC/31-31-1027、PEFC/31-31-1027)

SGEC(Sustainable Green Ecosystem Council、 緑の循環認証会議)
PEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification、国際森林認証制度)
SGEC 森林認証は、(一社)緑の循環認証会議(SGEC)が管理する認証制度で、我が国において持続可能な森林経営の実現を目指しています。
また、PEFCとの相互承認を行い、国際的な立場から持続可能な森林経営の実現を目指すPEFC国際森林認証制度のネットワークに参画しています。
この認証には、森林が持続可能に管理されていることを認証する、林業関係者のためのFM(Forest Management、森林管理認証)と、製品が消費者に届くまでの全工程で原材料の認証を追跡(トレース)し、認証された製品が認証林から来ていることを示す、加工・流通業者のためのCoC(Chain of Custody、生産物認証)があります。当社はCoCを取得しています。
CoC認証番号JAFTA-SGEC-COC-001

FSC®認証(FSCライセンス番号:FSC-C108175)

FSC(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)
FSCは責任ある森林管理を世界に普及させることを目的とする、独立した非営利団体であり、国際的な森林認証制度を運営しています。FSC認証は、多くの消費者、環境団体、企業等から支持を集め、信頼度の高い森林認証制度として国際的に知られています。
FSC認証にも、SGEC/PEFCと同様にFMとCoCの2種類があります。当社はCoCを取得しています。
CoC認証番号SGSHK-COC-010166
SGSHK-CW-010166

GGL承認方針

GGL(Green Gold Label)
GGL は、調達されたバイオマス製品が持続可能な方法で生産された保証を提供する為の認証です。バイオマスエネルギーの製造、加工、輸送、最終利用までを網羅して追跡を担保します。
当社はPKS(パーム椰子殻)について、CoCを取得しています。
CoC認証番号C880135GGL01-02.2021

【森林認証材 活用事例】

静岡県富士山世界遺産センター(2017年)
日本製紙北山社有林から供給したSGEC認証材(ヒノキ)が、展示棟木格子に使われています。(SGEC/PEFC CoCプロジェクト認証第1号)
写真提供:大成建設株式会社 写真提供:大成建設株式会社 国立競技場(東京都 2019年)
日本製紙社有林(岩手、島根、福岡、宮崎、熊本、鹿児島)から供給したSGEC認証材(カラマツ、スギ)が、大屋根(ラチス材、下弦材)と軒庇の一部に使われています。
© Nippon Paper Lumber Co., ltd.

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